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公益財団法人日本盲導犬協会

パピーウォーカー/上田さん一家

島根あさひ訓練センター パピーウォーカー 上田さん一家

ユーザーからの「ありがとう」の
ひと言が何よりの宝物
現在2回目の‘育児’に家族で全力投球!

2頭目の委託となるジェットを
抱っこしてお散歩。
すでに近所の人気者です!
左から倫乃梨(みのり)ちゃん、
奈保美さん、紗綺(さき)ちゃん

瀬戸内海を一望する広島市内の住宅街に上田さん一家を訪ねると、生後3カ月のパピー・ジェットと、紗綺(さき)ちゃん(12歳)、倫乃梨(みのり)ちゃん(8歳)の二人姉妹が出迎えてくれました。昨年に引き続き2 頭目の委託となるせいか、二人ともパピーの扱いを心得ていて、カメラに飛びついたりしない様、ジェットをしっかり落ち着かせていました。
上田さん一家がパピーウォーカーを始めたのは紗綺ちゃんの強い希望からでした。照れくさそうに紗綺ちゃんが見せてくれた2通の手紙。いずれも父浩司さんへ宛てて書かれたもので、そこには幼い文字で、「パピーウォーカーをやりたい!どうか認めて」という強い気持ちが綴られていました。小さい頃からおねだりなどしたことがなかった紗綺ちゃんが、「唯一言い張って聞かないこと」に、母奈保美さんもただならぬ覚悟を感じていたといいます。犬が大好きで、どうしてもパピーウォーカーをやりたい!と説得を続ける娘。一方幼いころから喘息の発作を繰り返していた紗綺ちゃんの健康を考え、犬を飼うことに猛反対する父。しかし、その熱意に折れる形で、パピーを迎える決心をしたのです。願いが叶った時、紗綺ちゃんは「天にも昇る気持ち」だったといいます。
パピーウォーカーをやるからには「守らなければいけない命」のために家族全員が同じ気持ちでやりたい、奈保美さんはそう考えていました。その期待に応えるかのように、トイレの世話から散歩、パピーレクチャーの課題まで、二人の姉妹はしっかりこなしてくれました。浩司さんも毎晩の散歩を欠かしたことはありません。
紗綺ちゃんの健康を気づかい最後まで犬を飼うことに反対していた浩司さんでしたが、パピーウォーカーを始めて、忘れられない体験をしました。それは、ユーザーの方から「パピーを育ててくれてありがとう」そう言葉をかけられた時のことでした。子供がどうしてもというから始めたボランティアでしたが、自分たち家族がどういうことをやっているのか、その時はじめて「本当の意味」に気付かされました。その一言は今も心に響いています。考えてみれば、パピーを通じて沢山のボランティア仲間やユーザーとの出会いも生まれました。そして、今上田さん一家は家族皆が同じ気持ちで、ジェットにありったけの愛情をそそいでいます。
紗綺ちゃんとジェットを繋ぐ不思議な縁もありました。何と…ジェットと紗綺ちゃんの誕生日が同じだったのです!パピーウォーカーをやりたい!その強い思いが引き起こした奇跡かもしれません。今年中学生となった紗綺ちゃんが、将来の夢をそっと教えてくれました。それは…「盲導犬訓練士」。紗綺ちゃんが訓練センターで犬たちを訓練する日はそう遠くないかもしれません。

パピーウォーカーをやりたい!そう訴えた手紙。父浩司さんはその手紙を今も大切にしています

「ジェットに正月も大みそかも関係ない!」浩司さん(右端)はどんな日でも欠かさず散歩に連れ出します

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