引退犬ボランティア/本多さん夫妻:公益財団法人日本盲導犬協会公式ホームページ

読み上げブラウザ用メニュー

メインメニュー

このページの本文へ
以下は通常ブラウザ用のメインメニューです。


寄付・入会する

MENU

寄付・入会する

トップページ > ボランティア > ボランティア体験レポート > 引退犬ボランティア/本多さん夫妻

公益財団法人日本盲導犬協会

引退犬ボランティア/本多さん夫妻

仙台訓練センター 引退犬ボランティア 本多さん夫妻

繁殖犬として活躍した6年半
引退犬になった今も
チャチャが繋いだ沢山の絆に感謝

のんびり屋のチャチャ。
毎日楽しく過ごしています

 6月9日、仙台訓練センターでは、ボランティアミーティングが開催され、神奈川や富士ハーネスからもボランティアが集まり、懇親会が行われていました。参加した本多さんとチャチャは大忙し。チャチャは繁殖犬として活躍後、引退。8歳になった今も変わらず元気で、姉妹犬のチャッピーとの7年ぶりの再会を楽しみ、息子のキング、ひ孫のビジュと次々に挨拶して回ります。
本多さん夫妻がボランティアを始めたきっかけは、オーストラリアでの体験でした。バスにお年寄りが乗ってくると、座っていた人が立ち上がり、空いている席は沢山あるのに、ここが座りやすいよと席を譲り合うのです。その光景に「ボランティアってこれだ!」と感動。普段の生活の中で楽しみながら出来るボランティアがないかと考えていた時に、パピーウォーカーの存在を知りました。そして、パピーウォーカーとして初めて育てたのがチャチャでした。
パピーウォーキングが終了してチャチャが繁殖犬になることが分かった時、「ちょっと憶病なところのあるチャチャが、安心してお母さんになれるように支えよう」と繁殖犬飼育ボランティアをする決意をします。
初めての出産に立ち合った時は分からないことばかりで、とにかく一生懸命でした。生まれてきた子犬が包まれている薄い膜を破ってあげ、背中から頭の方に向かって何度も何度も拭きます。「ミャーミャー」と子猫のような産声があがり、無事に生まれてくれたとホッとするのもつかの間、チャチャが初乳をあげている先から次の子犬が生まれてきました。
出産にはいつも驚きがありました。出産終了報告の電話の最中に頭が見えてきて、再びチャチャの元へ走ることになった想定外の子犬。出てきたと思うとひっこみ、ヤキモキさせた子犬。6回24頭もの出産に立ち合うと、いろいろなドラマがあります。けれど「大変な思いをした分、感動も大きい」と語るおふたりの表情は誇らしげです。
本多さんは子犬の委託式の際、パピーウォーカーに写真入りの「育児日記」をプレゼントしていました。生まれてからその日までの様子を綴り、明日からのパピーたちとの生活が不安にならないようバトンを手渡すのです。
本多さん夫妻とチャチャは現在福島県いわき市でのんびりと暮らしていますが、チャチャを通じて繋がったボランティア仲間たちからは、盲導犬として活躍している犬たちの近況や、パピーの様子など、今も毎日のように連絡が入ります。良い話や日常の小さな出来事の報告等、チャチャがいたから沢山の人と繋がっているんだと実感します。チャチャ、お母さんのディディ、娘のジェミー、孫娘のウィリーの4世代で旅行に出かけたこともあります。昨年2 月に引退しましたが、チャチャが繋ぐ絆は、まだ広がっていきます。そして今度は、ひ孫のビジュも一緒の5世代での旅行を密かに計画しています。

ボランティアミーティングで。息子のキング(左)、ひ孫のビジュ(右)と

目の前で子犬が生まれ、手の中に命を感じたことは大きな喜び

ページの見え方を切り替えるメニュー

ページのトップへ戻る
ページのトップへ戻る