第26回 ルーペの紹介:公益財団法人日本盲導犬協会公式ホームページ

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公益財団法人日本盲導犬協会

第26回 ルーペの紹介

ルーペの紹介

仙台訓練センター
リハビリテーション事業部
笹山 夕美絵

ロービジョンの補助具であるルーペには、様々な種類があります。大きさや値段についてもいろいろなものがありますので、自分の見たいもの、読みたいものを考え、時間をかけて確認する必要があります。少しのぞいただけで「見やすい」と思って購入すると失敗が多いようです。またその時の自分の目の状態がどうなのか、「いつもより調子がいいのか」「いつもより悪いのか」ということも大事な問題です。出来れば目の状態が普段とあまり変わらない時にいろいろ見て確認するといいでしょう。


ルーペの種類
手持ち型ルーペ
低倍率のもの(2倍)から高倍率のもの(20倍)まであります。低倍率のルーペはレンズ径が大きいものが多く、焦点距離(ピントが合う距離)も長いのですが、倍率が高くなるほど視界(ルーペで見える範囲)がせまくなるため、レンズ径が小さくなり、焦点距離も短くなります。また、倍率が低いものほど種類が多いです。口径や持ち手の違い、ライトの有無など様々な違いがあります。 

手持ちルーペは焦点の調節がしやすく、便利です。また持ち運びもしやすく、携帯ルーペにすれば場所もとらないので使いやすいです。
レンズを見るときはなるべく目をレンズに近付けた方がレンズを通して見ることができる範囲が広くなります。種類としては以下になります。

●1枚レンズ
●複数レンズ

手持ちルーペ

手持ちライト付きルーペ



卓上型ルーペ
手持ち式と同様で低倍率のもの(2倍)から高倍率のもの(20倍)までありますが、倍率が低いものほど種類が多いです。
ピント合わせの必要がないため使いやすいですが、近視や乱視の人が屈折矯正をしないまま利用すると焦点が合わずに役に立たないことがあります。その際は近視の場合はスタンドルーペのような足つきのものであれば足を切ることでピントを合わせることができるので利用可能になりますが、実際は足を切ることができないルーペの方が多いです。遠視の人はルーペ自体を持ち上げることでピント調節できます。ただし卓上型のルーペを使う際は、見るものが平らでないとルーペが移動しないため、本の綴じ目などは見にくいですし、ルーペをスムーズに動かす事ことが難しいです。また、重いものもあり、置いて利用することが前提であるため外出先で利用するには便利とはいえません。種類としては以下になります。 

●スタンプルーペ
●バー型ルーペ

置き型スタンプルーペ

置き型バー型ルーペ



手持ち・卓上兼用タイプ(両手が空くもの)
手持ちと卓上の両方の効果があり、足を出したりしまったりすることで高さを変え、ピントの位置を変えることができるものもあります。種類としては以下になります。 

●スタンプルーペ
●首掛けルーペ
●ヘッドルーペ

スタンドルーペ

かけ型ルーペ



自分がどんなものを読みたいのか見たいのか?
「新聞が読みたい」「小説が読みたい」ということも重要なことですが、普段の生活の中でよく見えなくて困っているものを思い浮かべる必要があります。通帳を確認したいのか、賞味期限が知りたいのか、趣味の写真をみたいのか・・・いろいろ考えられると思います。生活で困っている部分が分からないままルーペを持っている人も多いようです。例えば、「外出先で利用するのか、仕事場で利用するのか?」外出先で使用するなら、短時間に決まったものを見るということが想定できるので持ち運びに便利な小さいものがいいですね。また仕事場や家庭内で使うなら、長時間利用することも考えられるので少しくらい大きくてもしっかり見やすい物を用意した方がいいでしょう。など、どういう場面で、何を見たいのかを考えながら、まず自分の見たいもの楽に見える物を選ばれるといいかと思います。ルーペ等の選定で困ったとき、お気軽にご相談ください。 

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