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公益財団法人日本盲導犬協会

71号 金子正次郎さん&スマイル

金子正次郎さん&スマイル

盲導犬がいたからこそ続けられた合唱
40周年へ向け、あと一歩

毎朝の散歩は欠かせないスマイルとコミュニケーションを取りながら歩くのは楽しい毎朝の散歩は欠かせないスマイルとコミュニケーションを取りながら歩くのは楽しい

金子さんは、現在3 頭目のパートナーとなるスマイルと歩いています。1頭目の盲導犬とパートナーを組んだのは今から21年も前のこと、まだ盲導犬が珍しい存在でした。以来続けている毎朝1 時間程の散歩は健康を保つ大切な日課で、今はスマイルが引継ぎます。
埼玉県内の盲学校に通っていた青春時代、金子さんは歌好きな友だちと集まっては合唱をしていました。卒業後、そのメンバーが集結して合唱グループ「コールファミリー」を結成したのは今から40年前。友が友を呼び、今では埼玉県内だけでなく東京、茨城、栃木から来るメンバーや晴眼者も集まり、30人ほどで活動しています。
金子さんは毎月一度、スマイルと一緒に合唱の練習へ出かけます。練習会場に着き、金子さんがまずする事はスマイルの居場所作り。今日は指揮者の足元近くにマットを敷き、ここをスマイルのハウスに決めました。参加者の出欠を取っていると、「今日は男性が少ないですね」と指揮者。「いざとなったらスマイルがいるから大丈夫だよ」「スマイルは女の子よ~」。練習会場は笑い声で溢れますが、スマイルは素知らぬ顔。すっかりハウスで寝ています。
金子さんのパートはテノール。「だんだん高い声も出なくなって、僕は小さい声でね。若い方にお任せしているんです」。そう言っていた金子さんですが、練習が始まると右手で点字の歌詞カードを読みながら左手でリズムを取り、指揮者の呼吸や伴奏の音に集中し歌い出します。メンバーそれぞれの歌声が一体となった合唱は練習会場に響き渡り、圧倒されるような勢いがありました。そしてそれぞれのパート練習が終わると、金子さんが「通してやりましょう」とみんなに声をかけ練習を引っ張り気合いが入ります。それもそのはず、10月には600人も入る大きな会場でコールファミリーの40周年記念コンサートがあるのです。
現在では車での送迎サービスなども充実してきていますが、かつては毎回バスと電車を乗り継いで合唱の練習に出かけていたという金子さん。白杖を頼りに出かけるのは億劫に感じることもありました。「盲導犬を持って以来、“2人連れ”で歩くのはとても心強いと感じています。合唱を40年も続けることが出来たのも盲導犬がいたから。盲導犬に出かけるパワーをもらいました」。合唱のステージには、いつもスマイルが一緒に登ります。40周年記念コンサートでは、きっと、晴れやかに歌う金子さんと、その足元で贅沢な子守唄を聞きながら寝ているスマイルを見ることができるでしょう。

歌い出しなどは、指揮者がみんなに聞えるように大きく呼吸して知らせる。何度も練習し、タイミングを合わせる歌い出しなどは、指揮者がみんなに聞えるように大きく呼吸して知らせる。何度も練習し、タイミングを合わせる

3代目のリーダーとして、26年間もの長い間メンバーを取りまとめて きた金子さん。右側が奥様。2人の出会いの場もコールファミリー3代目のリーダーとして、26年間もの長い間メンバーを取りまとめて きた金子さん。
右側が奥様。2人の出会いの場もコールファミリー

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