56号 村上真理子さん(37歳)&ユズ(3歳):公益財団法人日本盲導犬協会公式ホームページ

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公益財団法人日本盲導犬協会

56号 村上真理子さん(37歳)&ユズ(3歳)

村上真理子さん(37歳)&ユズ(3歳)

ユズと共に歩み始めて半年。
心地良いフルートの音色と、
傍らのユズの姿が
人々に優しさとぬくもりを届けていく。

夏の厳しい暑さも少し和らぎ始めた8月下旬の週末。茨城県那珂市にて、弱視のフルーティスト真理子さんと全盲のギタリストご主人の守さん主催の「癒しの実コンサート♪No.4」が開かれました。

フルートと家族に支えられて
先天性緑内障で進行性弱視の真理子さん。中学生の頃には見えにくいために、出来ないことが多くコンプレックスを持っていました。しかし、憧れていた吹奏楽部でフルートの音が出せるようになり始めると、真理子さんは少しずつ自信を取り戻しました。その後、出演したテレビ番組で守さんと知り合うきっかけになったのも、そのフルートでした。しかし、ここ数年で真理子さんの視力は更に低下し、かつて見えていた手書きで拡大した楽譜も今はほとんど見えません。生まれつき全盲の守さんは「君らしさを失わないで」と落ち込む真理子さんを支え続けます。真理子さんは点字楽譜を覚えると共に、オリジナル楽曲作りにも取り組み始めました。

家族+ユズと共に、一歩ずつ歩み始める
真理子さんは以前から盲導犬に興味を持っていましたが、ペット犬がいても大丈夫なのか、盲導犬は全盲でなくても貸与して貰えるのか、という疑問から一歩前に踏み出せずにいました。そんな折、那珂市で行われた福祉大会で体験歩行をする機会が訪れました。守さんが背中を押してくれたこともあり、真理子さんは疑問や不安を次々に質問。「今までとは比べ物にならない程に、積極的になっている自分がいました。そして早速盲導犬貸与を希望しました」と 晴れやかな笑顔で振り返ります。

白杖で歩いていた頃は、手すりを頼りに階段を1段ずつ左右の足を揃え、前屈みで降りていました。しかし、ユズと一緒に歩き始めると1段ずつ脚をそろえることなく胸を張って降りることができるのです。ユズとの歩行は大きな喜びであり、新しい人生のスタートにもなりました。

世界が広がる喜びを胸に、優しさとぬくもりを届ける
真理子さんは近所への買い物ですらしり込みしていましたが、ユズとの歩行で行動範囲が大幅に広がりました。今の夢は、守さんと日本各地をコンサートをしながら訪れること。特に共同訓練でユズと出会った「仙台訓練センター」で演奏したいという思いは、とても強いようです。「聴いてくれた人が少しでも幸せを感じてくれたら、わたし達こそ励まされます」。
思い出の地、“杜の都”仙台で真理子さんが奏でる、優しさとぬくもりを運ぶ柔らかなフルートの音色が響くのも、そう遠くない日かもしれない。

私の盲導犬Life 56号

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